2021年9月6日
9月に入り、朝夕は過ごしやすくなってきましたね。
秋といえば色々な楽しみがありますが、夜長に見上げる月もその一つ。
今年の中秋の明月は9月21日です。
そして「最中(もなか)」は、実は「中秋の名月」と大変深い関係があります。
平安時代の歌人・学者の源順(みなもとの したごう)が詠んだ一句、
「水の面に 照る月なみを 数ふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける」
池の水面に映る月が美しいと感じるのは最中の月だからなのだ、という意味があるこの和歌。
「最中の月」、即ち「秋の真ん中の月、十五夜の月」とは日本で最も趣のある月として知られる「中秋の名月」を指しており、お月見の宴に集まった公家達が、ふるまわれた丸い餅菓子のことを「最中の月のようだ」と表現したことが「最中(もなか)」の由来とされています。
寳もなかをお供にお月見を楽しみながら、風雅の趣ある時代に思いを馳せてみるのは如何でしょうか?
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