永楽庵

お知らせ

2025年12月10日

「鍵」

鍵

朝晩の冷え込みが深まり、凛と澄んだ冬の空気が肌に心地よい季節になりました。
今日は、八宝のひとつ「鍵(かぎ)」の形をご紹介いたします。

鍵は、昔から“宝づくし”に登場する縁起物のひとつ。
宝物を守る「宝庫の鍵」であり、
そこから転じて「大切なものを開く」「運をひらく」という意味が込められています。

実は、毎朝の開店前にもなかを詰める作業でも、最初に詰めるのはこの“鍵”。
小さな習慣ですが、当店にとって大切な一日の“始まりの合図”のように思えます。

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